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距離を感じないリモートワークができるまで

#column#Regnio#リモートワーク
2021/03/09

磯﨑 康子

Regnioメンバーの一員になったきっかけ

 東京のシステム開発会社でしばらく働き、夫の転勤で九州へ。
その後、システム開発とは無縁の事務の仕事を数年間していたのですが、またプログラミングなどの仕事がしたいと、ぼんやりと考えるようになっていました。
そんな折、たまたま代表中野の講演を聞く機会があった夫が、「私と働く上での考え方が合いそうだし、リモートでも社員を募集しているみたいだから、応募してみたら?」と言ってくれました。
プログラミング的な仕事をしたいと思いつつも、その時働いていた事務仕事もやり甲斐がなかったわけではなく、またしばらくコーディングから離れていたこともあり、初めはとても迷いました。


 でもとにかく面接だけでも受けてみようという感じで、話はどんどん進んでいきました。面接を受け、帰ろうとしている途中ですぐに、まずは仮採用からということで御返事をいただけたのでした。

身を震わせながらも飛び込んだ世界

 仮採用のお返事をいただき、嬉しかった反面、この後自分がやらなくてはいけない技術の習得量を考えると、正直とても身が震える思いでした。(実際、初めてのgit push origin xxxxコマンドは震えながら打っていました。)
それでも、今から自分がすることは自分の身についていく技術であるということと、やっぱりコーディングがしたいという思いからジョインを決意しました。

新しいことの連続

 プログラミングは以前経験していたとはいえ言語は全く違い、開発環境も全てが自分にとって新しいものでした。
面接したその日には、スキル取得のための課題をもらったのですぐに取りかかりました。
とにかく実践あるのみ。対面でやるのと違ってリモートのためわからないことがあっても当初はすぐに聞くこともできず、自分で調べ尽くす毎日でした。
習得範囲はバックエンド、フロント、そしてAWSやWordpress、とにかくと色々なことを任されてきました。やっと理解し始めたかなと思うときにはすぐに次の新しいことと、とにかく毎日が新しいことの連続でした。その連続にも仕事を進めていくうちに慣れていき、今では何か新たな困難にぶつかっても「また来たか~!やってやろう」と思えるようになりました。


リモートワークのメリット・デメリット

 初めて完全なリモートで働いてみて感じたことは、ちょっとしたことをすぐに聞ける環境ではないため何でも自分で調べなければいけない大変さです。
また相手の状況が分かりづらいのでちょっとした雑談をすることが難しいところです。
その代わり自分のペースで集中して作業ができ、また何より自宅で働いているので子供の学校からの帰宅時間にも毎日、家にいることができます。
実装したものが思ったように動かず悩んでしまうこともありますが、自分がコーディングすることにより、どんどんものづくりが進んでいくことは何よりとても楽しいです。


Regnioのメンバーと行った合宿にて

今、そしてこれから

 リモートで働き始めて2年とちょっとになりますが、今ではわからないことはすぐにSlackでやり取りしたり、ミーティングをしたりと、あまり一緒に働いているみんなとの距離は感じません。
(それでもこのコロナ以前は月に2回ほど会社に行ってみんなに会えていたのが、ここ1年ほどできなくなってしまい残念ですが。。。)
あのとき勇気を出して面接に行き、今こうしてみんなと働くことができていることにとても感謝しています。
これからこのRegnioで、文字通り個性と魅力あふれるみんなと一緒にどんなものを作り出していけるのかと考えると、とても楽しみな毎日です。