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フルリモートワークの壁を田舎からITツールで乗り越えよう

#column#ITツール#コミュニケーション#リモートワーク
2021/04/06

眞弓 保弘

田舎だとITエンジニアを続けられない!?

Regnioに入社するまでは福岡市内にてITエンジニアのSES派遣として各地各社に配属され、様々なテクノロジーに触れて行くワークスタイルで10年弱勤めていました。

ある時、地元に戻ることになり転職を試みましたが田舎でIT職というとそもそも選択肢が少なく、また「人を喜ばせたい」という信条を寄せられる企業を見つけられず悩んでいました。

私は元からIT系の勉強と仕事をしてきた身なので、「自分の仕事ならインターネット越しにリモートでやる事もできるんだけどなー、でも派遣で入場したところはそもそもネットすら禁止してるところもあったし、日本だと厳しいのかも」と嘆きに近い思いを浮かばせていた時、代表中野に声をかけてもらったのがきっかけでした。

話を聞くと、各ツールやサービスを使いこなす事でリモートワークに対応しており「フル」リモートワークでも問題ないと確認ができ、また産業の改革を目指すDX事業に対して「田舎にももっとITの力を浸透させられるかもしれない」と思い入社を決めました。

リモートワークの利点と欠点

日常業務でRegnioメンバーとの連絡は主にSlack(LINEのようなアプリ)によるテキストチャットや、集中的に話す場合はWEB会議システムを使った対面で行っています。
両方共スマホからも利用でき、仕事を終わらせてしまった後にヘルプ要請があってもすぐ対応できるので、仮にリモートワークをするメンバーが誰も居なくなったとしても弊社の文化として残っていくと思います。

反面、隣同士座って仕事をしているわけではないので「さっき頼んだ仕事、問題なく進んでそう。よしよし」の様に空気を見る事はできず、全てテキストかWEB会議の場で状況を把握する必要があります。

私も慣れるまではコミュニケーションロス(何も聞かされなかったから問題ないと思ってた等)が発生して時間を無駄に消費してしまったり、新メンバーがオフィスで口頭連絡した内容がSlackでアナウンスされず誰も気づかなかったりなど、何回か不都合を感じることもありましたが、現在では社内である程度ルーティンが出来上がっているのでその様な不都合は新メンバーが入ってきた時でも発生しにくくなっています。それは、各ツールがオフィスメンバー全員に深く浸透しているからだと認識しています。

PC環境。リモートワークをスムーズにする音質のよいマイクと、コーディングしやすくするモニターとMacBook Proです。
リモートワークに最適化されたPCまわりの環境

「困った」を解決するためのツールをとりあえず使ってみよう!

コミュニケーションはよくキャッチボールに比喩されます。グローブとボールの使い方、そしてボールを投げ合うというルールを参加者全員が把握していなければキャッチボールというゲームは成立しません。リモートワークにおけるコミュニケーションの不成立もそれと同じで、使い方とルールをみんなの日常の中に浸透させる事が重要です。

弊社の場合、まだ人数が少ないので入社時の説明やオフィスメンバーの日常の中で各ツールの使い方を伝達するだけで成り立っています。ただし、仮に人数が多かったとしても「タスク管理はこのツール、社内の情報共有はこのツール」の様にガイドライン化し、加えて誰か一人だけでもそのツールに慣れていれば組織にリモートワークの文化を入れることは大きな問題にはならないと思います。

この様な経験や今までみた景色から考えると、結局どのツールを使うかより、「何かのツールを使う気になる」ように人を動かす方が大変だと思います。技術は人の「困った」を解決するために存在するので、使い手のことをよく考えられてる良質なツールは潤沢にあります。鉄骨すら持ち上げる巨大なクレーンも、鉄をカットできる刃物もその用途に特化したエンジニアの知恵が生み出した珠玉のツールですが、「使い方が分からない」や「存在を知らない」と使われなければ数々の産業は時代に求められる進化を遂げる事はなかったのです。

ITの世界においてもツールの力はやはり偉大です。が、その効果は数値や画面の中でしか知る事ができず、クレーンや刃物ほど実感がわかない事は否めません。しかし、ITツールは今まで日本が生み出してきた様々な産業ツールの次の形であり、それを使わない事はクレーン車が登場しても人力で鉄骨を運び続ける事に近しいと感じます。なので、昔「クレーン車があればすごく便利で安全だ!誰か免許とって来て!」と言われていたのと同じように「Slackって何?無料で使える?じゃあ一回誰か使ってみようか」という発想を多くの人に持って欲しいと願っています。

Regnionのみんなと。