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「のむヨーグルト伊都物語」を生産する工場で実証実験を開始しました 〜在庫ロス・機会ロスの削減と属人化の解放〜

#RegnioFactory#生産計画自動作成サービス#食品製造業
2021/11/16

中野 雅俊

2021年11月1日より「のむヨーグルト 伊都物語」を生産している糸島みるくぷらんと様と、AIを活用した生産計画作成サービス「Regnio Factory(リグニオファクトリー)」の実証実験を開始しました。

実証実験の詳細はこちらをご覧ください。

Regnio Factoryとは

Regnio Factoryとは、AIとIoTカメラを用いた精度の高い需要予測、リアルタイムな在庫状況の把握を行い、それらに基づき最適な生産計画の作成を自動で行うサービスです。

食品メーカーが抱える大きな課題である在庫ロス・機会ロスという問題を解決します。

食品メーカーが抱える課題

食品工場の生産管理者は日々、ロスと欠品の間で闘っています。

例えば、欠品をしないように多めに生産すると在庫が余ってしまい、販促活動や値引き販売を実施しなければならなくなります。

逆に、余剰在庫数をぎりぎりまで少なく生産すると、最悪の場合、商品が足りずに受注をお断りしなければならなくなります。

もしくは、受注を優先するために生産計画を無理やり修正した場合、原材料発注・出荷指示・製造指示を全て修正する必要があり、生産現場は混乱を極めます。

このように、ロスも欠品もしないような生産計画を作成することは非常に困難であるため、限られた熟練の生産管理者でないと計画を作成することができず、属人化にも繋がってしまいます。

私たちは、適切な生産計画を自動作成するRegnioFactoryで、これらの課題を解決し、「在庫ロス削減」「機会ロス削減」「安定した生産」「属人化の解放」を実現したいと考えています。

最後に

糸島みるくぷらんと様と実証実験を開始し、現場の生産管理者の方のフィードバックから、多くの気づきを得ています。そして、現場の声があるからこそ、本当に役立つサービスに近づけることを日々、実感しています。

もし、生産計画に関して、同様のお悩みをお持ちでしたら、Regnio Factoryの実証実験にぜひご協力ください。皆様の抱えるひとつひとつの課題に向き合いながら、将来は食品製造業における大きな課題を解決できるプロダクトに育てていきたいと思っております。

まずは、課題のご相談からでも可能ですので、お気軽にご連絡ください。